『0→100(ゼロヒャク)生み出す力』(フォレスト出版)

この度、『0→100(ゼロヒャク)生み出す力』 を出版いたしました。

2011年3月、R35GT-R 12年イヤーモデル開発の真っただ中での突然のガン宣告。ステージ4末期の胃ガンでした。

マスコミや社内にも知られることなく、12年イヤーモデルの開発を続け、発見から約3カ月、手術から2週間で開発の現場に戻りました。

なぜ、こんなことができたのか・・・
一般にステージ4末期ガンの5年後の生存確率は50%以下と言われていますが、手術からすでに10年以上経過したので、主治医の小泉和三郎先生にも協力をいただき、今だから話せることを書きました。

実は、「新しい商品をイノベーティブに創ろうとする」心と、「ガンの治療のために幾つかの臓器を摘出した身体で、新しい生き方」をしようとするマインド、この共通項が驚異的な回復に繋がりました。
これらのことを、皆さんに伝えたくて今まで温めていました。

皆さんも日常の中で、100年に一度の変革期とかコロナ禍での社会の変化など、周りが目まぐるしく変わっていく中で、何かやらなきゃ、変わらなきゃ・・・と思うけど、何をどうすれば良いのかわからなくて焦る。

頭ではわかっていても、行動に移せないのが「人間」なのかもしれません。

「抗がん剤の開発」と「クルマの開発」という畑違いの業界で指揮をとってきた中で、お互い高い壁や様々な困難を乗り越えてきました。
この、二人の生きてきた過程から、仕事に向かう姿勢や物事の捉え方などを伝えます。

0→100(ゼロヒャク) 生み出す力 | 水野和敏, 小泉和三郎 |本 | 通販 | Amazon